センスは磨くもの
- Ayako
- 2020年9月19日
- 読了時間: 2分
センスのある人って素敵だなぁ‥
そんな風に改めて思うこの頃。
ファッションセンス
仕事のセンス
言葉のセンス
写真のセンス
‥そのすべてが生き方のセンスに繋がっている。

昔、新卒で入社したアパレル会社の専務にこんな風に言われた。
『25歳までに色んなものを見てセンスを磨きなさい。』
当時は25歳なんて目の前で、
隣のお店のディスプレイや売ってあるもの、
雑誌なんかもよく見た。
好みでない流行ものも、知らない、興味がないではなく、
知っているだけで知識に広がりが出ると思い、ただ見ていた。
あれから25歳はとっくに過ぎたけれど、もともと好きなウインドーショッピングも美術館巡りもふと目にした写真も、自然の色もすべてが自分のセンスを磨くツールになっている。
海外で見かけた壁やドアのカラフルな色を見ては色の組み合わせ方に驚かされたり。
自然の中では、どんなお花も草木の色や空の色と自然に溶け合っていて、合わない色なんてないんだと思わせてくれる。
ふと目にするものをどう捉えるかで人のセンスというのは自然に磨かれているのかもしれない。

おしゃれな人はたくさんいるけれど、脱帽するほどファッションセンスがいい人は少ない。
仕事ができる人はたくさんいるけれど、センスが素敵だな…と思う人はあまりいない。
文章がうまい人なんてたくさんいるけれど、言葉のセンスが絶妙で、たった一行でほれぼれさせてくれる人はなかなかいない。
写真が上手い人だってSNSでたくさん見かけるけれど、日に日にセンスが磨かれている人はどれほどいるだろう。
人は何かしらきっと独自のセンスの良さを持っている。
センスの積み重ねで、その人自身の哲学が出来上がっていくのかな‥
何気なくまとっているそんなセンスの中にその人を表す哲学が含まれているのかもしれないね。
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