33歳。スタートの気づき
- Ayako

- 2019年9月28日
- 読了時間: 2分
9月は誕生日月。
父と母から花束をもらい、その後妹からも貰いました。
いつもありがとう。

私好みの色の花束。
小さいころから大好きな紫。少し濃いめのピンク色に赤紫のお花もある。
ラベンダーのような薄いパープルに、蘭は違った紫色をしていた。
全体的としては同じ色味なのに
個々で見ると全然違うお花が並んでいる。
これとこれは同じ花…?
ひとつひとつ見比べては、全然違うことを確認する。
違う時間、違うお店で買ったお花たち。
そりゃあ違って当たり前、かもしれないけれど、お花の種類がこんなにもあるのだと改めて気がついた。
そしてもちろん、一つだって本当の意味で同じ色はなく
少しのグラデーションの違いや花びらの角度でそれぞれが違う個性を放っている。



人間も同じだと気づく。
職場や学校、同じコミュニティの中で狭いグループであればあるほど
そこでのことが当たり前のように感じてくる。
けれど大きな枠は同じでもそれぞれは個々の可能性を持ち、好みがあり、性格があり
色があるのだ。

33歳。今までの人生でこれほどまでに迷ったこと。悩んだことはあっただろうか。
これほどまでに大人という存在がしんどいなんて思わなかった。
楽になると思っていた。精神は強くなり、悩みはどんどん減ると思っていた。
自分の生き方を追求し、本来の自分と向き合い、
それを誰に左右されることなく突き抜けることは容易ではないことを知った。
けれど、きっとこの先を進めば全然違った景色が見えるのだろう。
傷つきながらも悩みながらも答えを出す。
いらないものは手放し、嬉しいことは受け入れる。そこには素直さも必要だと知った。
けれどその前に、この宇宙に生があることをもっともっと大切にしよう。
自己を受け入れたとき、本当のスタート地点が見える気がした。






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