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東京

  • 執筆者の写真: Ayako
    Ayako
  • 2018年7月17日
  • 読了時間: 3分

東京出張が終わった次の日、友達に会った。

1時間45分だけだったけど、なんていうか一番痛いところをつかれてしまって…ここ数年全然会っていなかったのに、長年の付き合いってすごいなと思った。



最近だんだん自分のコミュニティが狭まっていて、このままではマズイ気がすると思っていた。元々そんなに友達は多くはない。けれど、それで良かったし、大切な人がいればいいじゃないと思っていた。けれど、この歳になり、自分の考え方もある程度固定され、慣れ親しんだ環境ばかりでいると、だんだん似たような話しかしなくなるし、それがあたかも最善であるような気さえしてしまって。

特に、親しい友達と学生時代のように頻繁に喋るわけでもなく、一番話す人といえば会社の人になっていく中で、違う視点を求めてる自分がどこかにいて、けれどそれがなんだかよくわからなくなっていた。

昨年仕事を辞めた後に色々と考えたはずの答えはブレてしまうときもあるし、それで良かったと納得することもあるし、時には軌道修正しなきゃいけないなと感じたこともあった。

特に業界が変わる転職を経てからは仕事だと割り切ればできるものなんだろうけど、自分がどうしてもやりたくないことがあることにも気づき、いつしかしないように、しないようにしている自分にも気づいたりした。けれど、案外そういったものは意外とたくさんのことと繋がっていて、特定のことに見えるようで、今までも似たようなところで同じように逃げていたのかもしれない。

そんな風に色々と感じることがあり、この10年弱の間で過ごしてきた環境に自分は大きな影響を受け、それが当たり前だと感じていたことにびっくりした。ここ最近感じていた“違う視点からの話が聞きたい”という気持ちはこういったことから出てきたのかもしれない。


幼い頃、近所の友達の家に泊まりに行ったことがある。

朝食で出してくれたヨーグルトの食べ方が違ったこと。

お母さんの作るカレーの味と全然違ったこと。

カレーなんてどれも同じ味だと思っていたから、カレーに違う味があるなんて知ったのはあの瞬間だったかもしれない。

夜、眠りにつく前の過ごし方も違ったし、夜中に友達のお母さんが汗をかいているわたしの様子を見てタオルを変えてくれたことにも驚いた。

家庭が違えば日々の生活でさえこんなにも違うのだと幼いながらに感じたが、そんな風に環境が違えばあらゆることが違うということを小さい頃にとっくに気が付いていたのに、日常で忘れているなんてよほど自分の視野が狭まっているのだと思った。

自分が毎日ルーティーンのようにやっている仕事もそうでないこともどんどん当たり前に自分の中に染み込んでくる。“当たり前”と感じることほど、本当は注意深くみないといけないのかもしれない。

出張がメインの東京滞在だったけど、久しぶりに友達に会えてよかった。

今回会えなかった人もたくさんいたから、また会いに行きたいな。

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